Cheese Recipe
チーズは買うもの、と思っていませんか?
確かに、カビを育てる白カビや青カビタイプ、水分を抜き長い期間をかけて熟成させるハードタイプのチーズなど、個人が家庭で気軽にチャレンジできないチーズがほとんどではありますが、クリームチーズやカッテージチーズのようなフレッシュタイプのチーズなら、特別な材料や道具を使わず家庭でも簡単に作ることができるのです。
自家製のチーズはまた格別ですよ!
出来上がったチーズはできるだけ早めに食べきってくださいね。そのまま食べてもよし。チーズスイーツに使ってもよしです!
通常はレンネットという酵素(牛やヤギの胃で作られる)を用いてチーズを固めるのですが、手軽にチーズ作りにチャレンジできるように、ここではレモンを使って固める作り方を紹介します。
温めた牛乳にレモン果汁を加えてこすだけの簡単レシピ!牛乳とレモン果汁の割合は10:1と覚えておきましょう。
手作りのカッテージチーズは裏ごししないでそのままお菓子作りに使えます。牛乳が安い日にぜひ!
使用した牛乳の1/4くらいの量のチーズができます。(牛乳500mlだったらカッテージチーズは125gくらい)
レモン果汁の代わりにお酢を使っても作れるようです。
レモン果汁やお酢の酸味が残るので、気になる場合は手順5のあとガーゼに包んだ状態で水の中で軽く振り洗いするとよいでしょう。
チーズを作る過程で、漉されて下に溜まった液体はホエー(乳清)といって高たんぱく・低脂肪で栄養満点ですよ。
シチューなどの料理に入れるとコクが出てよいですし、ホエーに半分量の牛乳と砂糖・ハチミツを少量加えて冷やして飲むのもおすすめです。
ちなみに、作り方というほどではないですが市販のヨーグルトをガーゼやキッチンペーパーでこして水切りするだけでもクリームチーズのようなものが出来上がります。
これはヨーグルトチーズと呼ばれており、チーズの代わりにお菓子作りに使ったりパンに塗って食べたりといろいろ使えるのでおすすめです。
普通にヨーグルトを食べるのとはまた違ったおいしさがあるのでぜひ試してみてください。